「見た目とか実はどうでも良かったりするんですよ」。女性誌の人気モデルにもかかわらず、さらりと本音を語る。
1冊の女性誌で20カットの写真を撮る場合、1日10時間以上も拘束される。午前6時ごろに撮影場所に集合し、朝は屋外、午後はスタジオでの撮影。誌面で使われる20カットのために合計900枚以上の写真を撮る。それぞれの衣装に合わせたメークに30分。たびたびある待ち時間にも気を抜くことはできない。
撮影時だけでなく、外出時には常に人からの視線を意識し、気が休まるときはほとんどないという。「モデルさんって、意外と忙しいんですよ」と語りながらも、屈託のない笑顔を見せる。
ダイエット、まねする読者に申し訳ない
昭和59年10月、神奈川県相模原市生まれ。小さいころはおとなしく、目立つことが好きなわけでもなかった。高校2年生の時、同級生に「一つ何か頑張ることを極めたら」と背中を押され、女性誌のモデルに応募。思い出作りのつもりが約5000人の応募者の中から専属モデルに選ばれた。
きれいに見せるために自分を追い込み、いかにやせて、体重を落とすかに悩んだ。体重計ばかり気にするようになり、食事は1日1食。毎晩1時間自宅の周りを走り、モデルを始める前より体重を5キロ減らした。
「見ている読者がまねをしていたかと思うと、申し訳なく感じます」。肌も荒れて思うような笑顔も出せなくなった。
自分の体に素直に
しっかりとした食生活、適度な運動とリフレッシュ。見た目ばかりに気を取られ、一番大事なことを忘れていた。当たり前のようなことこそが大切だと気づき、それからはカメラの前でも自然と笑顔を出せるようになった。
「食間は最低6時間はあけて、体が欲しがっていないときは食べないようにしています」
独自の健康法ではないが、自分の体に素直になることが大事だと話す。
食事が偏らないよう、玄米や大豆製品を積極的に取るように心がけ、ヨガや寝る前の腹筋やストレッチも忘れない。「自分の体を痛めつけて見た目ばかりを気にしても、誰も喜んでくれないと思います」
いつまでもTシャツで
モデル以外の活動にも積極的に取り組み始めた。「最近はウエディングドレスなどのデザインも楽しみながらしています」。色々なものに挑戦し、外見だけでなく内面も人間的な魅力のある女性になれるように心がけている。女性が成長していく姿を描いた映画が好きで、自分と重ね合わせたりもする。
「休みの時ぐらい、楽な格好で外に出たりしたいんですけどね」。その思いとうらはらに、モデルでいる限り外で緊張感から解放される日はないという。
いつまでも町中でTシャツとデニムを健康的に着こなせる女性でいたいと話す。女性のあこがれの存在は、健康であり続けるという簡単そうで難しい目標に向かって努力を重ねている。(楠城泰介)
[記事元]私の健康法:モデル・徳澤直子さん「自分の体に素直に」
ドレスプレス
2007年02月28日
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